2004年1月17日公開 映画「解夏(げげ)」
全国東洋洋画系ロードショー URL: http://www.gege.jp/
映画『解夏』撮影地を訪ねて・・・・
<< 解夏ツアー 第一弾 2004/2/1 >>
(レポート執筆:いでぐち) 2004年2月1日、8:20自宅を出発。数分後、youさんが乗車。再び数分後、私の友人・川添君が乗車。昨日、ファミレスでの打ち合わせどおり、ひとまず長崎県外海(そとめ)町へ向けて車を走らせる。途中、ノートPCで『映画「解夏」感動メイキング』と『映画「解夏」を行く』を見てまた感動。そして予習。外海町は映画の中で陽子が教会のマリア像の前で祈るシーンが撮影された場所がある。厳木多久有料道路〜長崎自動車道〜川平道路を使い外海町へ向かうが途中、道を間違えたため少々遠回りをしてしまったようだった。外海町に入ったのは11:30頃。まず遠藤周作文学館の横の砂利敷きの駐車スペースに車を停める。ここが隆之と陽子が二人で海を眺めた高台だと思われる。晴れてはいたもののかすんでいたためはっきりは見えなかったが、「遠くに五島列島が・・・・」見えたような気がした。周辺に教会は無く、別撮りだとわかった。パンフレットによると陽子が祈るマリア像は出津(しっつ)教会らしい。さっそく地図で確認しながら教会したの駐車場に移動。そこから徒歩で教会に向かう。正面(どちらが正面かわからないが、まず大きな塔が目に入る。しかしどうも違うようだ。周辺を探すと、裏手の小さな塔の上にマリア像を発見。パンフレットで確認。確かにここだった。youさんに映画のシーンと同じように立ってもらう。撮影・・・・・映画ではプランターの花はなかった。教会を出たところでショコラさんと電話。すでに長崎駅に着いているらしい。しかしここからだと新地に着くのは13:00ごろになりそうだということを伝える。再び遠藤周作文学館に戻る。先ほどの場所はアングルがちょっと違うらしい。数十メートル文学館の方に近づいたところから撮影されたものらしい。。。。時間も押していたのでいよいよ長崎に向けて出発。 |
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11:16 海岸線で確認。 |
11:35 思ったより小さなマリア像。 |
11:37 宗教は別にしても芸術的な場所。 |
11:38 |
11:38 教会全景。左から陽子が走って降りてくるシーンは印象的。 |
午後1時すぎにやっと新地付近に到着。しかしこの日長崎市内は、長崎ランタンフェスティバルのため、たくさんの人でにぎわっている。中華街周辺の渋滞に若干巻き込まれながら何とか駐車場に車を停め、江山楼(本館:道から少し入ったところ)に・・・・。しかし1時間待ちだといわれ、とりあえず名前を伝えて予約。1時間の空き時間ができたので、車をピーススフィアミュージアム横の県営駐車場に移動することに決定。車を降りると湾の対岸に三菱造船所があることに気づく。そして建造中の大きな船を確認。もしやあれは映画でも出てきた船では?さっそくそれをバックに記念撮影。少々風が強い。その後、ピーススフィアミュージアム前で記念撮影。そしていよいよ館内に入る。時々小雨がぱらつくためテラスの扉は閉まっていた。奥に置いてあったノートに署名と解夏の感想を書く。スタッフのかたにコーヒーを出していただいた。ありがとうございました。最後に♪のオブジェで記念撮影をしようとしているとそれを見たスタッフのかたから「さだ研のかたですか?」と聞かれ素直に「はい」と回答。無事♪のオブジェで撮影完了。 さて、南山手雨やどりに向かおうとするともう江山楼に予約して1時間が過ぎようとしていた。仕方なく、大浦天主堂下から路面電車で移動。築町で下車して江山楼に入る。すぐに入ることができた。2階の奥の座敷に案内された。映画では隣の座敷(レジを見て右側)で撮影されたものと思われる。残念ながらこの日は障子が閉められ外を見ることはできなかった。ノートPCで掲示板に書き込みを済ませた後、待望のちゃんぽん登場。もちろんおいしいちゃんぽんでした。 |
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13:15 三菱造船所をバックに記念撮影。 |
13:20 ピーススフィア前にて。 |
13:41 ♪のオブジェ前にて。 |
14:37 やっぱり長崎と言えば、ちゃんぽんでしょう。 |
14:56 2階のレジの横には、映画の撮影シーンのスナップ写真が・・・。 |
お店を出て、近くの長崎ランタンフェスティバルの会場に行き祭りの雰囲気を味わう。近くにいたアイスクリーム屋台でアイスクリームを購入。夏には平和公園でこのアイスクリームを食べるのが、僕の中では長崎のひとつの楽しみになっている。おなかもいっぱいになったところで、歩いて移動。オランダ坂の手前の「アートボックス(長崎紙立博物館)」というお店に立ち寄る。ここには、バイオリン弾きのペーパークラフトが売られている。もちろんモデルはさだまさしさん。そこでオーナーの近藤さんとお話をして、最後に記念撮影。次はオランダ坂へ到着。ここでも記念撮影。ちょっと雨が強くなってきた。映画のシーンのように瞬間的に大雨。そして少しあるくと、陽子が隆之の薬をもらって帰ってくるときに隆之を見つけて階段を駆け下りるシーンが撮影された階段を発見。そして写真撮影。 | ||||
15:06 新地のランタンフェスタ会場にて。 |
15:15 アートボックスのバイオリンのペーパークラフト。 |
15:26 アートボックスのオーナーと記念撮影。 |
15:33 憧れのオランダ坂にて。 |
15:39 あの雨のシーン。このときも雨が降っていた。 |
グラバー園の閉園が気になり急いでグラバー園に向かう。入場料600円。グラバー園に入るのは小学校の修学旅行以来、16年ぶり。ウォーカー邸で行われている映画「精霊流し」「解夏」のスチール写真展会場に入る。会場内の写真を撮ろうと思うがなかなか人が途切れない。一角に映画「解夏」についての書き込み帳があり、訪れた人が思い思いに書き込んでいた。ひととおり園内を散策して園を後にした。かなり遅くなってしまったが、南山手雨やどりに向かう。残念ながら内山さんとはお会いできなかったが、親切な店員さんとお話ができた。内山さんが書いた特製長崎マップをいただいた。映画「解夏」の前売り券、2004年まっさん版便利手帳、「長崎のお菓子・絵はがき坂」を購入。特製マップのおかげで大浦天主堂横の道を抜け、映画で頻繁に出てくる隆之の実家のところの坂道にすぐに行くことができた。何枚か写真を撮るが、すでに外は暗く、なかなかフラッシュが届かない。次に自由飛行館に向かうため再び大浦天主堂下の電停から路面電車に乗り、築町で乗りついで正覚寺下へ。 | ||||
16:07 ウォーカー邸の解夏写真展。室内はちょっと暗め。 |
16:39 南山手雨やどり前にて。 |
17:09 隆之の実家の前の坂。同じように写真を撮っていた人もいた。 |
17:16 隆之のお母さんが隆之と陽子を見送るシーンを再現。 |
17:18 隆之がバランスを崩して手すりにもたれるシーンを再現。 |
自由飛行館に行く前に近くの崇福寺に入る。ここも長崎ランタンフェスティバルのちょうちんで幻想的な雰囲気になっていた。隆之が林住職を尋ねてきたとき、松尾和尚と話すシーン。確信はないがおそらくここであろうという場所を発見。すでに夜になりフラッシュが届かない。18:40ごろ自由飛行館に入り、飲み物を注文。営業時間は19:00までらしい。店員さんのご好意で4人それぞれコースターにスタンプを押していただいた。記念撮影完了。次にせっかくなので稲佐山に向かうことに決定。車を停めているピーススフィアミュージアムまで移動。ライトアップされたピーススフィアミュージアム前でもう一度記念撮影。車で稲佐山を上り、夏・長崎からの会場を確認。もちろん誰もいない。山頂へはロープーウェイで上らなければならないが、もうロープーウェイの時間もあまりないので、下山する。20:20ごろ車を長崎駅前の駐車場に停め、JRで福岡に帰宅するショコラさんと別れる(20:30発かもめ)。そろそろ財布の中が残り少ない。この時間、ATMはもう使えない。川添くんがローソンのATMでお金を下ろすことができひとまず安心。さて、今回の旅もいよいよ終わり。街を出る前に、隆之と陽子が石橋の横の階段を下りるシーンが撮影された場所を探すことにした。しかしパンフレットに書かれていた「桃添橋(ももたにばし)」という名前の橋は地図にはない。確かに中島川だということは石橋の種類や川の幅などからわかった。交番やコンビニで聞いたりしても手がかりはなかった。何度も同じ場所を周りひとつずつ確認し、やっとそれらしき橋を発見。横には赤い中華料理店の建物ががある。確かにパンフレットに掲載されている写真には赤い建物らしきものが写っている。しかしその橋の欄干には「編笠橋」と書かれている。後で調べると「あみがさばし」と読むらしい。どうもよくわからない。名前が変わったのか。対岸で呼び方がちがうのか。。。。写真を撮るがフラッシュがぜんぜん届かない。アップで撮影。今度は昼間に来て再度確認することにする。そして、ここを最後に長崎をあとにした。。 | ||||
18:11 ランタンの現像的な崇福寺にて。 |
18:40自由飛行館入店 | 19:25 ライトアップされたピーススフィア前にて。 |
21:17 やっと見つけた橋の横の階段。 |
21:20ごろ長崎市内を離れる。PAで遅い夕食。24:20ごろ自宅着。走行距離355km。